「また始まった……。」リビングに響き渡る弟の泣き声と、お兄ちゃんの荒い息づかい。
さっきまで静かに遊んでいたと思ったら、お兄ちゃんの余計な一言やちょっとしたちょっかいから、あっという間に大げんかに発展してしまいます。
時には激しい暴言が飛び交い、すぐに手が出てしまうことも。毎日繰り返される激しい兄弟げんかに、私の心はすっかりすり減っていました。
「どうして仲良くできないの?」と叱り続ける日々に限界を感じ、なんとかこの悪循環を抜け出したいと模索する日々が続きました。
目次
つい手や口が出てしまう…お兄ちゃんの「特性」と向き合う
うちの上の子は、感情のコントロールが少し苦手で、思ったことがすぐ口や手に出てしまうタイプです。
悪気はなくても、弟が気にすることをわざと言ってしまったり、距離感が近すぎてちょっかいを出してしまったりするのです。
これまでは、けんかが起きるたびに「お兄ちゃんでしょ!」「手を出さないの!」と怒鳴ってばかりいました。
しかし、叱れば叱るほどお兄ちゃんは反発し、兄弟の仲はこじれていく一方。
そこで私は、叱るアプローチをやめ、まったく別の方法を試してみることにしました。
効果バツグン!「ご褒美の約束」でいいところに目を向ける
試したのは、「兄弟が仲良く遊べている瞬間」を見逃さず、その場で特別なお楽しみを約束するという方法です。
我が家には、定期的に近くにやってくる移動販売のお豆腐屋さんがあります。
子どもたちはそのお豆腐屋さんでのお買い物が大好き。
そこで、「今、二人で仲良く遊べているね。このまま仲良く過ごせたら、今日はお豆腐屋さんでお買い物をしてもいいよ!」と、仲良くできている時にあえてご褒美の約束をしてみました。
すると、子どもたちの意識に変化が現れました。
お兄ちゃんも「お買い物をしたいから、優しくしよう」と自分でブレーキをかけられるようになり、弟に譲る姿が見られるようになったのです。
いいところに目を向けて認めるだけで、こんなにも行動が変わるのかと驚きました。
兄弟仲をスムーズにするために効果的だったこと
この経験を通して、感情が先走りやすい子どもの兄弟げんかを減らすには、以下のポイントが大切だと気づきました。
- 「できていない時」ではなく「できている時」に声をかける
- 子どもがワクワクする「小さなお楽しみ(ご褒美)」を用意する
- 「仲良くできた」という成功体験をスモールステップで積み重ねる
完璧を求めず、少しでも穏やかに過ごせたら「お豆腐屋さんで買い物ができる」といった、目に見えるご褒美があることで、子ども自身が自分の行動をコントロールする練習になります。
今でもたまに小競り合いはありますが、以前のような激しいぶつかり合いはぐっと減り、最近では驚くほど大分仲良く遊べるようになってきました。
もし毎日の兄弟げんかに悩んでいるなら、ぜひ「できている瞬間」を見つけて、小さなお楽しみを提案してみてくださいね。
我が子の行動にイライラしてしまう時は、子どもの「もともとの特性タイプ」を知るだけで、毎日の対応がグッと楽になることがあります。
「なんでうちの子はこうなんだろう?」と悩むママへ、家族みんなのタイプがパッと分かって心が軽くなる診断マップをご用意しました。ぜひこちらから受け取ってみてくださいね。
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