子連れでハワイに行くと決まれば問題は、長時間のフライトをどう過ごすかですよね?
飛行機の座席を利用しない場合は国内便は3歳未満までは無料ですが、国際便は2歳以上から料金がかかるので、1歳の間に行っておきたい方も多いと思います。
私自身ハワイは5回、子連れで海外は6回ほど行っていますが、上の子も下の子も2歳前の飛行機が一番しんどかったです。
1歳の子はコミュニケーションもまだ完璧に取れない上に、動きたい欲求が強い!!
そして節約のために席を確保していないので、食事も寝るのも膝の上なのでママがキツかったよ。
昨年5歳5か月の長男と1歳10か月の次男、母と4人でハワイに行った際、長時間フライトを何とか乗り切った3つの方法をお伝えします。
目次
ハワイ便の往復路フライト時間
行きと帰りで対処法が少し違うのでフライト時間を確認します。
今回利用したのはデルタ航空です。
往路
デルタ航空 7時間44分
20:45 関西国際空港発
09:29 ホノルル着
復路
デルタ航空 10時間25分
11:30 ホノルル発
16:55 関西国際空港着
帰りのフライトめっちゃ長くない!?
往路と復路のフライト時間が違うのは「ジェット気流(偏西風)の影響」で、日本から東(ハワイや北米大陸)に向かう時は常に追い風、逆の場合は常に向かい風になるためです。
行きは夜の便なので寝てくれる子が多いとは言え約8時間、帰りの便はお昼に出発して10時間以上と言う長時間、飛行機に乗っていなければなりません。
このフライト時間をどう乗り越えるかが、子連れでハワイ旅行する時の課題になってきますね。
ハワイまでの長時間の子連れフライトを乗り切る3つの方法
機内で寝るよう調整する
子どもには極力寝てもらいましょう(笑)
そのためには事前に睡眠時間の調整や子どもの体力を消耗させることが必要になってきます。
往路は夜便なので、確実に寝てくれるよう調節すればだいぶ楽にハワイに向かう事が出来ます。
- 旅行前から早寝早起きをしておく。
- 当日の朝も早起きしてお昼寝は短くする。
- 搭乗ギリギリまで遊ばせて体力を消耗させておく。
- 機内食を食べたら就寝するよう促す。
暇つぶしグッズを用意する
機内で子どもが退屈しないようにいくつかグッズを用意しておきましょう。
お菓子
子どもの大好きなお菓子。
普段はあまりあげていないお菓子でもこの時ばかりは大目に見ちゃいましょう。
こぼれにくいラムネ・グミ・スティックゼリーなどが小さい子にはおススメです。
4連になってる小袋のスナック菓子とふた付きのお菓子入れ(100均)も持って行きました。
耳抜きの際にも役に立つので、少し大きい子どもでも、アメやガムがあると安心ですね。
おもちゃ
お気に入りのおもちゃや目新しいおもちゃを隠して持ち込みます。
周りに迷惑にならないよう、おもちゃは音がならないもの、紛失しても諦めの付くものにするのが無難です。
私はなくなっても悲しくならない、マクドの景品(プラレール)や100均で買ったお絵描きボードなどを持って行きました。
絵本・シールブック
子どもが大好きなシールブックや絵本、付録付きの雑誌も効果的です。
シールブックは何度も遊べるので、一人で遊ばせたり、一緒にごっこ遊びしてあげたりして興味を引きましょう。
付録付きの雑誌は絵本を読み聞かせるだけでなく、シールワークがあったり、付録を組み立てて遊んだりととても役立ちます。
マスキングテープも持って行ったので工作したり何かと役に立ちました。
塗り絵や折り紙も良いと思います。
息子たちはシールブックも折り紙も瞬息で終わらせましたけどね(;^_^A
ここは私が相手してもっと長引かせるべきでした。
タブレット
スマホやタブレットに好きなアニメやオフラインで遊べるゲームをあらかじめダウンロードしておくと便利です。
私はモニターがあるからと持って行かなかったのですが、2歳前の小さい子どもにはモニターの高さが合わなくて見づらそうだったので、iPadを持って行ってあげたら良かったかなと思いました。
子ども用のヘッドホンも準備しておきましょう。
私はメルカリでJALのヘッドホンを購入して持って行きましたが、かなり重宝しました。
スマホやタブレットから発するブルーライトは目覚めを促す波長の光なので就寝前には見ないようにしましょう。
ポイント
暇つぶしグッズの効果を最大限に引き出すには、「小出し」にする事です。
グズグズの限界まで待って、普通にあやしてもダメな時の最終手段ぐらいにしておくと、だいぶ時間を稼ぐことが出来ます。
お菓子もおもちゃも子どもに選ばせるのではなく、親が選んで渡すようにしましょう。
失敗した私が言うんだから間違いないわ。
予習しておく
飛行機やハワイの情報を入れて予習しておきましょう。
- 飛行機の動画を見たり、絵本や空を飛んでいる飛行機を見て、「もうすぐ乗るんだよ。」「楽しみだね。」と飛行機好きに仕上げておく。
- ハワイのホテル(今回はアウラニ・ディズニー・リゾート)の動画や写真、ガイドブックを見せて「ハワイに行ったらミッキーに会えるよ。」「可愛いねぇ。飛行機お利口さんにできるかなぁ。」とワクワクさせておく。
予習をしておくことによって、初めての場所や環境への恐怖を軽減することが出来ますし、また「初めて」を楽しみに変えることができます。
子連れ長時間フライト必須アイテム
暇つぶしグッズの他にも機内に持ち込むべき必須グッズを紹介します。
タオル・ガーゼケット
食事中の汚れ防止やひざ掛け、授乳や就寝時にも使えます。
機内は思った以上に寒いので注意してください。
私は古びたバスタオル(捨てても良い物)を持ち込んでいます。
子どもに良くある急な嘔吐!にも対処できるので必ず持って行くアイテムです。
抱き枕・フットレスト
抱き枕・ぬいぐるみ・ネックピローがあるだけで寝やすさが断然違います。
上の子はお気に入りのクッションをいつも持参しています。(彼のリュックにはクッションしか入りませんが)
ハワイに行くときはいつも冬場なので、チャック付き折り畳みボストンに脱いだダウンコートを入れて、抱き枕代わりにしたり、フットレストとして利用しています。
持ち運びの邪魔にならない空気で膨らますタイプのフットレストを持って行っても良いと思います。
ジップロック・タンブラー
食べかけのお菓子を入れたり、残したキッズミール(パンなど)を入れるのにジップロックやビニール袋があると便利です。
小さいビニール袋はおにぎりを作ることも出来てかなり役立ちます。
ゴミ袋にもなり、色々と使えるので多めに入れています。
タンブラーは以前、ストロー付きを持って行った時に気圧の変化で中身が飛び出して大変な事になったので、今回は使い捨てストローを別で持って行って、飲むときに挿すようにしました。(飲まない時は蓋をして密閉できます)
ドリンクサービスでコップに注いでもらったジュースもすかさずタンブラーに移して密閉しておけば、子どもが当たってこぼれる心配もありません。(←本当によくやらかすので注意してください)
常備薬
子どもたちは普段薬を飲まないのですが、解熱剤(痛み止め)だけは機内持ち込みしています。
機内で発熱や頭痛などで苦しんだら可哀そうかと思って一応入れていますが、使ったことはありません。
それから赤ちゃん用の「歯磨きシート」を持って行って食後に磨くようにしています。
エコバッグ
暇つぶしグッズやすぐに使うものを入れて、テーブルやフックにかけておくとすぐに物が取れて便利です。
搭乗したらエコバッグ(すぐ使うものをあらかじめ入れておく)を取り出して、使わないものは頭上へ、使うかもしれないものは席下にしまいましょう。
子連れにおすすめの飛行機座席位置
往復どちらの便もエコノミーは2席-3席-2席だったので、真ん中の3人席を予約しました。
トイレの近く
機内サービスが始まるとワゴンが通路を塞いでトイレに長時間行けないなんて事にもなります。
子どもはいつ「トイレ~」と言うか分かりませんし(そのタイミングですぐ行かないと漏れることも)、私は自分がトイレ頻回でしょっちゅう席を立つのもあっていつもトイレの近くにしています。
食事が始まりそうだなと思ったら一番にトイレに行けるし、通路で他の方に迷惑をかけることもないし、少し歩いて足を動かすだけでも楽になったり気分転換になったりします。
人の出入りが気になる方はトイレ前方の席にすれば見えることもないので気になりませんよ。
作業スペースの近く
航空会社にもよりますが、フライトアテンダントが食事や飲み物の準備をするスペース(ギャレー)は、シートベルトサインが消えている時は自由に軽食などを取りに行くことができます。
子どもが愚図ったらそのスペースで抱っこユラユラすることもできますが、最低限の礼儀としてCAさんにはきちんと挨拶しておきましょう。
子どもと一緒に入っても大丈夫か確認して、お菓子やおにぎりをもらいに行ったり、少し歩かせてもらったりしました。
バシネット席
航空会社により規定が異なりますが、10kgまでの赤ちゃんはバシネット(機内の簡易ベッド)を予約するのも一つの手です。
一番前の席は足元が広く、子どもが少し遊べるスペースになりますし、前の座席を引っ張ったり蹴ったりすることもないので少しは気が楽です。(今回は利用していませんが、あからさまに荷物を広げていると片づけるように注意されたので散らかしすぎには注意です)
ベルトサインが消えたら壁にバシネットを取り付けてくれます。
機種によっては肘当てが固定式だったり大きな液晶モニターが常時点灯して眠りにくい場合もあるので注意が必要です。
バシネットで全然寝てくれなかったと言う事もありますが、おもちゃを広げるスペースにもなるし、上手く赤ちゃんを寝かせることが出来れば、膝の上で抱っこするよりも随分とママが楽に過ごせます。
通路側
窓から外を見たい子どももいると思いますが(我が子がそうです)、席は通路側にしておくのが無難です。
知らない人と隣り合わせになった場合、トイレに行くときもあやしに行くときも毎回その方にお断りが必要で億劫(おっくう)になってしまいます。
サンドイッチ作戦
ちょっとした掛けになってしまいますが・・・親子3人(私、5歳、1歳で2席)で海外に行くときに3人席の両サイドを予約したことがありました。
当日のチェックインで「真ん中の席は現時点では空席です。しかし今日は満席ですが、席はどうなさいますか?」と言われましたが「真ん中の人が来たら自分で交渉します。」と言ってそのままにしました。
離陸するまではドキドキでしたが真ん中に人が来ることはなく、3人で3席を利用することができ楽なフライトになりました。(他にもちらほら空席がありました)
もし本当に真ん中の人が来たら、(親子3人の横で本当に運が悪いと思うでしょうが、窓側に座ってもらおうと思っていました。親子に挟まれるより窓側の方がマシだと思ってくれると願って・・・)
オフシーズンのフライトではそのようなサンドイッチ作戦が成功する可能性もあることを知っておいて損はないですよ。
(グアムの復路なんてガラガラで、3人席に1人ずつ(合計9席使った)横になって寝て帰りました。)
1歳と5歳の子連れフライト失敗談
今回のハワイ旅行の長時間フライトで失敗したなと思ったことがありました。
子どもが小さいうちから何度か海外旅行には行っていますが、兄弟2人連れて5時間以上の長時間フライトは今回が初めてでした。
おもちゃやお菓子を小出しにはしていましたが、2人が消費するスピードが速くてあっという間にネタが尽きちゃったの。
往路:関空からハワイへ
待ちに待った出発の日です。
規則正しく起きてお昼寝は短めに済ませ、余裕をもって関西国際空港へ向かいました。
チェックインを済ませたらキッズスペースで搭乗ギリギリまで遊ばせて良い感じです。
子連れは優先搭乗できますが、搭乗してから離陸するまでの時間(座席で待つ時間)が長いので、いつもお断りします。
優先搭乗が始まったらお手洗いを済ませて、最後尾へ並びました。
席に着いたらすぐに使う荷物の入ったエコバッグを出して、セット完了。
すぐに飛行機が動き出し、子どもたちは動き出した飛行機に興奮気味です。
よしよし、良い感じじゃない??
しかし待てど暮らせどなかなか出発しない・・・
離陸の順番待ちの間に早くも子どもたちが飽きてきてしまいました。
子ども用ヘッドホンには大喜びでアニメを見ていましたが、下の子はモニターの高さが合わないようですぐに終了。
上の子もモニターでゲームをするもアナウンスで一時中断したりフリーズしたりするのでイライラ。
雲行きが怪しい・・・暇つぶしグッズの登場ね。
隠し持っていたシールブックを渡すと二人とも大喜びで夢中になって貼りまくってます。
「終わった~」
えっもう?まだ離陸してないけど・・・
乗り物酔いする私は酔い止めを飲んでいるため、既に睡魔に襲われています。
ここでシールブックで一緒に遊んであげれば時間を稼げたのですが、睡魔に勝てず次のアイテム(折り紙)を投入。
しばらく楽しそうに折り紙で遊んでいた二人ですが、5歳と1歳が折り紙で作品を作れるわけもなくすぐに飽きてしまいました。
だよね・・・。
ここでも私が相手をしてあげれば良かったのですが、なんせ酔い止め効果で気持ち良~い感じに仕上がっちゃってるんでね。
だんだん二人の機嫌が悪くなってきました。
「ねぇまだ~?」「飛行機全然飛ばないじゃん」
(いや、私も早く飛んでくれって思ってるよ、あなたたち以上にね)
そんなこんなで眠気眼をこすりながら、少しだけですが折り紙を折ったりシールブックを見て褒めたりしました。
ようやく飛行機が飛び始めたので、耳抜きも兼ねてお次はお菓子を投入。
「ゆっくり食べるんだよ。」「はーい」
なんて口では言ってもすぐにお菓子を食べてもっともっとと催促してきます。
ここでもっと我慢(間隔をあけたり)させれば良かったのですが、機嫌が悪くなることを恐れてピークになるだいぶ手前で(私が眠すぎて相手できず楽したいがために)ホイホイとあげてしまいました。
頑張って小出しにはしてたんだけどね、わんこそば並みに早く出してたら一緒だよね。
眠いからってサボりすぎだろ!!
てな感じで早々にネタ切れしてしまいましたが、幸い往路は夜便。
この後二人はご飯も食べないで寝てくれていました。
1歳~6歳の機内成長
子どもがある程度大きくなればアニメや映画を見たり好きに過ごしてくれますが、私の経験上1前~3歳前はちょっと大変でした。
- 0歳は授乳さえしっかりできれば満腹になり寝てくれる。出来ればバシネットで寝てほしい。
- 1歳席なし。バシネットで寝てくれればラッキー。動きたいのを阻止するのが大変。夜通し抱っこ紐の覚悟が必要。
- 2歳席あり。スペース的にも食事などかなり楽になるが、退屈するので長時間フライトはまだまだキツイ。
- 3歳はだいぶ分かってきてるので予習をしっかりして、好みのグッズやお菓子を用意しておけば何とかなる。
- 4歳にもなるとアニメを見たりお絵かきしたり、ずいぶんと楽になる。
- 5歳になれば騒ぐこともなくなり、モニターで遊んだりご飯を楽しんだりできる。
- 6歳はご飯が出てくるまで仮眠、ご飯を食べたらテレビを見てまた寝る。と手がかからなくなる。
大きくなるにつれて段々と楽になります。
子どもがもっと小さい時は抱っこ紐でゆらゆらしてました。。。
子どもの耳抜き
大人でも気圧の変化により、離着陸の際に耳が痛くなる場合がありますよね。
ツバを飲み込む、飴をなめる、鼻をすするなどの方法がありますが、赤ちゃんの場合は耳抜きの対策ができず、大泣きしてしまうこともあります。
赤ちゃんや小さな子どもには飲み物を飲ませるのが効果的です。
赤ちゃん用の飲料は機内持ち込みOKです。私はいつも小さなタンブラーにジュースを入れていました。(普段はお水しかあげていないので喜んで飲んでいました)
一度ストロータイプの水筒を持って行ったら気圧の変化で中身が飛び出してしまったので注意が必要です。
ラムネ・グミ・飴などを食べられる年齢になったら、少しずつあげても良いです。
ポイント
飛行機が動き出してから離陸するまで結構時間がかかります。
口に物を入れるのは飛行機が離陸してから、お菓子を準備しだすぐらいで十分間に合います。
あまりに早く渡してしまうと耳に影響があるほどに気圧が変わるころには、ジュースやお菓子がなくなってしまうので注意しましょう。
私がお菓子の配分で失敗したの。
時差ボケ予防
大人でもしんどい時差ボケですが、時差ボケを防ぐ方法はずばり、「現地の時間に合わせた生活をする事」です。
日本は今〇時だからと考えずに、今いる国の時間に合わせて行動しましょう。
往路は現地時間の朝に着きますが、日本(体内)時間は夜明け前。
眠い中、ハワイの日中を過ごすことになるので行きの機内ではとにかく出来るだけ長い時間寝てもらいます。
お昼寝は長くても2時間までにして、現地(ハワイ)時間の21時ぐらいには就寝して、翌日は7時頃起きるなどして規則正しい生活を送るようにしましょう。
帰りは昼便なので、寝てくれない事が多いですが帰ったら日本時間に合わせて夕食を取り、お風呂に入って早めに就寝します。
1日目だけはやっぱり眠くて(子どもがぐずるのも自分も)しんどいですが、私たちはいつもこの方法で時差ボケ知らずです。
さて、往路は酔い止めの睡魔に襲われ子どもの相手があまりできず、早々にネタ切れしてしまった私ですが、復路はどうなったかと言うと・・・
復路:ハワイから関空へ
朝はいつも通り早起きしてホテルを満喫してから、ゆっくりチェックアウトして予約してあったタクシーで空港へ向かいました。
下の子はタクシーの中で朝寝してしまいましたが40分ぐらいなので寝かしておきました。
空港ではキッズスペースが搭乗口の近くになかったものの、一緒に散策したりお土産屋さんを周ったりして歩かせるようにしました。
飛行機に乗り込んでからは、ハワイで買ったぬいぐるみで二人で仲良く遊んでいます。
離陸して落ち着いたころにキッズミールが出てきました。
大人より先に出してくれ、大人の食事のタイミングも聞いてくれるので助かります。
食事を取ったら二人ともお昼寝タイム。
えっ楽勝じゃん!?
すごい嬉しいんだけど。
私も睡眠薬じゃなくて酔い止めが効いて良い気持ちになってきたところで次男がお昼寝からお目覚め。
マジか~
上の子はテレビを見るか寝るか勝手にやってくれるので良しとして、問題は下の子です。
往路でネタ切れしてしまっているので、目新しくないグッズには興味を示しません。
消灯されたにも関わらずパワフルな次男。。。
どうしたもんかなぁ。とりあえず騒ぎ出したらギャレーに行こうかな。
往路よりは睡魔と戦う気力が高かった私が、そう思っていると後ろの席の方が紙ナプキンで紙飛行機を作って次男に渡してくれました。
そこで調子に乗るのが子ども!!!
長男も合わさって二人で後ろを向いて話しかけています。
すみません、と後ろを振り返ると若い男の子たちが座っていました。
ありがたいことに(?)乗客のほとんどが修学旅行で来ていた高校生だったんです。
何度か気を使って私が行くついでにトイレに連行したり、お腹が空いたと言えばギャレーにおやつをもらいに行ったりしましたが、フライト時間の半分はお兄さんたちに遊んでもらっていました。
お兄さんたちには申し訳なかったけど、自ら相手をして(お兄さんからちょっかいを出して)くれて、何とか関空に戻ってくることが出来ました。
眠すぎて本当に長い長い長~い10時間でした。
失敗ポイント
幸い今回のフライトで子どもたちが泣き叫ぶようなことはありませんでしたが、やっぱり下の子が落ち着かずウロウロしました。失敗したなと思う事は
- 暇つぶしグッズの出すペースが速かった
- 酔い止めが効きすぎて睡魔に勝てなかった
事です。
ありがたいことに、周りの方(学生)たちが子どもの相手をしてくださったり、ギャレーで可愛がってもらったりしたので、迷惑をかけて萎縮するような出来事はありませんでしたが、ここには書いていない気苦労や行動はしたつもりです。
トイレも親1人、子2人にはとても狭いので、下の子をベビーベッドに座らせて、片手で落ちないように支えながら
上の子のサポートをして、(ベビーベッドが当たるので)私は前かがみになりながら何とか用を足す必要があります。
テーブルも狭いので、下の子を膝にのせて上の子の食事を下の子に分けてもらいつつ、自分の食事も分けたり、当たって落ちたりしないように気を付けて・・・と気が抜けませんでした。
(母は酔い止め効果で往復路ともに爆睡です。ちょっと腹立ったけど旅費の一部を負担してもらってたので我慢しました(笑))
酔い止めはなくすことは出来ないし、効かなかったらもっと困る事になるのでやめることは出来ませんが、復路のように睡魔に負けない強い気力が必要だと感じました(;^ω^)
帰国してしばらくはハワイには行きたいけど長時間フライトはしばらくいい(遠慮したい)かなって思ってたぐらいです。
是非この失敗ポイントを反面教師にして!!
まとめ
ハワイに行くイメージは湧いてきましたか??
私の失敗ポイントを反面教師にして、一緒に行く他のメンバーとも協力して乗り切ってくださいね。(特に復路!!)
赤ちゃんが泣いたり、子供が騒いでしまうのは仕方ない事です。
大切なのは赤ちゃんを泣かせないよう、子供を騒がせないにしよう。としている親の姿です。
長男も次男も内弁慶で外でギャーっとなるタイプではないのですが、ハワイ便ではずーーーーーっと抱っこ紐でゆらゆらしているママさんを何度も見たことがあります。
ママ頑張ってるね、大変だね、マジでお疲れ様。って心から思います。
パパも抱っこしてあげなよとも思いますが(;^_^A
親が一生懸命子どもの相手をしていると、周りの方も温かくて相手をしてくださったり、労いの声を掛けてくださいます。
間違っても泣いている赤ちゃんや、騒いでいる子供を放置しないようにしましょう。
素敵なハワイの旅になりますように!!