快適な空の旅を求めて、ビジネスクラスを選ぶことがあると思います。
せっかく高い費用を払って贅沢な時間を期待したのに、赤ちゃんがずっと泣いていたり、子供が騒いでいたりすると、「リラックスできなかった」と感じる方もいるでしょう。
正直とってもガッカリですよね。
エコノミー席でも近くに騒がしい子供がいると残念な気持ちになることが少なくありません。
この記事では、そんなリアルな意見を集めながらも、どうしても子供連れでビジネスクラスに乗らざるを得ない事情を抱えた親御さんへのアドバイスもお伝えします。
目次
ビジネスクラスに子供は迷惑!?世間のリアルな声
ビジネスクラスにおける赤ちゃんや子供連れへの反応はさまざまです。肯定的な意見は正直少ない気がしますが、実際の声やエピソードを元にまとめました。
30代男性(出張で利用)
「ヨーロッパ出張のため、仕事の準備をしながら休息を取りたかったが、近くの席に赤ちゃんがいてずっと泣いていた。高額な費用を払ったのに集中できず残念だった。」
➡ヨーロッパまでの長時間フライトだと乗っているだけで疲れるのに、近くでずっと赤ちゃんが泣いているとゆっくり眠ることも出来ず疲れが余計に溜まってしまいますね。しかもわざわざ高い料金を払ってビジネスクラスに乗っているのに、迷惑だと思ってしまう気持ちが良く理解できます。
40代女性(家族旅行で利用)
「隣の子供がタブレットを使って音を出していたが、親がすぐに注意してくれたので、問題なく過ごせた。」
➡ある程度聞き分けができる年齢になると親がしっかり配慮していれば問題なく利用できるようですね。
50代男性(休暇旅行)
「赤ちゃんが泣き始めたが、客室乗務員がすぐに対応し、親も一生懸命あやしていたので、そこまで気にならなかった。」
➡即座の対応や親が一生懸命あやして周りに迷惑をかけないような行動が良かったのかも知れません。対応することにより大泣きすることもなかったんだと思います。
20代女性(ハネムーン旅行)
「後ろの席に赤ちゃんがいて、最初は不安でしたが、ほとんど泣くこともなく、親御さんも何度も気を使って声をかけてくれたので快適に過ごせました。」
➡赤ちゃんや子どもが悪いと言うのではなく、泣き声や騒がしい行動が迷惑になるんですよね。
40代男性(国際会議出席のための利用)
「長時間フライトで隣の子供が座席を蹴り続け、親も放置していた。さすがに客室乗務員に注意してもらったが、乗る前から気を付けてほしい。」
➡これは子どもに関わらず大人でも後ろから席をけり上げたり、立ち上がる時にヘッド部分をグーっと持って揺らされたりと嫌な気持ちになった事が多々あります!!親の放置はないですね。
これらのエピソードから、親や客室乗務員の対応次第で印象が大きく変わることがわかります。一方で、子供が静かに過ごせたケースも少なくないことが見受けられます。
子供や赤ちゃんとビジネスクラスを利用する際のマナーとおすすめ対策
ビジネスクラスの赤ちゃん利用は、リラックスを目的として高いお金を払っている人には迷惑だと感じてしまいますが、どうしても子供や赤ちゃん連れでビジネスクラスを利用する必要がある場合もあるかと思います。
そんな時は以下のマナーと対策を心がけることで、周囲とのトラブルを防ぐことができますので心しておきましょう。
事前に挨拶や謝意を伝える
周囲の乗客に一言「ご迷惑をおかけするかもしれませんが、できるだけ気を付けます」とまではいう必要がないかも知れませんが、せめて会釈だけでもしておくことにより、相手の心象が良くなります。
座席選びに配慮する
他の乗客への迷惑を最小限にするため、可能であれば端の席やスクリーン近くの席を選ぶと良いでしょう。
すぐにたってあやすことができるように通路側にしたりトイレの近くが便利ですね。
子供が飽きない工夫を準備する
お気に入りのおもちゃやお菓子、静かに楽しめるアクティビティを用意しておくことが重要です。
音のなるオモチャや落として紛失するような細かいものはNGです。
泣き声や騒音に迅速に対応する
赤ちゃんが泣き始めたら、すぐにあやすか抱っこして機内の一番後方に移動するなど、迅速な対応を心がけます。
長時間泣き続けるようなことがない限り、肯定的な意見が多いです。
すぐに対応するのは、長時間フライトではだんだんと疲れてきますがこの間だけ!と頑張りましょう。
フライト時間に配慮する
夜間のフライトを選ぶことで、子供が眠りやすくなる可能性が高まります。これは長時間フライトでは特に有効です。
搭乗時間ギリギリまで走らせたり、眠らさないようにして睡眠時間を調整しましょう。
少し大きくなれば酔い止めが眠くなりやすくなるので、耳が痛くなる問題も回避できておすすめです。
ビジネスクラスで「子供がうるさい」と言われないためのコツ
ぐずりや泣き声への対処方法
フライト前におむつ替えなどのケアを済ませておき、登場後にミルクをあげて眠らせることで機内でのぐずりを防ぎます。
機内で周囲に迷惑をかけないためのポイント
子供が座席を蹴ったり、騒いだりしないよう、親が常に注意を払います。ヘッドホンやイヤーマフを子供に装着させるのも効果的です。
客室乗務員の助けを上手に借りる方法
フライト前に子供連れであることを伝え、困ったときにサポートをお願いできる体制を整えておきます。
また、機内のサービス(ミルクの温めやベビーベッドの貸し出しなど)を活用しましょう。
トイレや機内での動線を意識する
赤ちゃんのおむつ替えや子供をあやす際に他の乗客の邪魔にならないよう、トイレの位置や機内のスペースを事前に確認しておきましょう。
まとめ
ビジネスクラスにおける子供や赤ちゃん連れの利用は、もちろん利用者の自由ではありますが、周囲の乗客にとって迷惑に感じられる場合もあります。
そのため、親は事前準備やマナーを徹底し、周囲への配慮を心がけることが大切です。
私にも子どもがいますが、追加料金を払ってまで高い席についた時に周りにうるさい子供がいたら本当にガッカリなので、周りの人への迷惑を考えて自分は利用しませんでした。
利用するとしてもエコノミー以上に気を使って、ずっと子供の面倒を見ないといけないし自分がしんどいと思います。
一方で、周囲の乗客も子連れの事情を理解してあげたいとは思いますし、お互いに寛容な姿勢を持つことで、より良いフライト環境が作れると思い明日。
赤ちゃんや子供がいてもお互いが快適に過ごせるよう、協力する意識が高まっていくといいですね。