- 靴下が気持ち悪いとすぐに脱いでしまう。
- 靴下が嫌いで履いてくれない。
- 靴下を履かそうとすると癇癪を起こす。
毎朝、同じやり取りで疲れている。
これは以前の子どもと私です。
しんどいのは子どもなのに。
私は子どもの感覚過敏を理解できず本当にしんどい思いをさせてしまいました。
今日は子どもが靴下を履けない理由と、靴下が苦手な子でも履ける靴下を紹介します。
目次
子どもが靴下を嫌がる理由
子どもが靴下を嫌がる理由はいくつかあります。
まだ月齢が小さな子どもなら「慣れていない」「暑い」のが理由かも知れません。
「慣れていない」場合には出かける前、靴を履く前に、靴下を履くことを習慣にすれば徐々に慣れていくでしょう。
外で脱いでしまう時には無理に履かせる必要はないと個人的には思っています。
私の子どもの場合は「感覚過敏」でした。
ちょっとした突起、チクチクした肌触り、縫い目が我慢できないほど気持ち悪いようです。
感覚過敏とは
感覚過敏とは触覚・嗅覚・視覚・聴覚などの感覚が過敏になっている状態(特性)のことを指し、病名ではありません。
たいていの人なら気にならないような刺激や状況に過剰に反応してしまったり、我慢できないことがあり、社会生活で困難を生じることがあります。
感覚過敏の原因はハッキリ分かっていませんが、脳の機能の一部が正常に働かず過剰に反応してしまうのではないかと考えられています。
特に発達障害のある子は脳の一部の発達がゆっくりなため、感覚過敏に苦しむ子も多いと言われています。
感覚過敏は病気ではなく特性なので、治すのではなく上手に付き合ってく方法を探していきましょう。
靴下嫌いな子どもへの対策
私が実際に子どもにやってきた対策です。
子どもによって症状も対策も様々ですが、参考になれば嬉しいです。
靴下が気持ち悪いと言い始めた頃は、お下がりのゆるい靴下を履いていました。
その2足は履き口がゆるくサラッとしていましたが、ヘビロテしていたのであっという間に穴が開いてしまいゴミ箱行きになってしまいました。
その2足がなくなってからが大騒ぎ。
毎朝、靴下が気持ち悪いとバトルを繰り返すようになってしまいました。
近くのお店をハシゴして靴下を買いに回りましたが、履き口がゆるそうな靴下、指先の縫い目がなさそうな靴下は見つけることが出来ませんでした。
そして藁にもすがる想いで買ったのがシームレスソックスです。
シームレスソックスを買ってみる
感覚過敏の子どもにおすすめなのが縫い目のない靴下です。
わが子もこれで靴下が履けるようになり、今では他の(限定されているけど)靴下まで克服できました!!
購入する時には「縫い目のない靴下なんだって、靴下が気持ち悪い子でも履けるらしいよ。買ってみる?」と子どもに話したうえで注文しました。
当時は感覚過敏がひどい上の子も、下の子も喜んで履くようになってくれて、下の子に関しては普通の靴下に戻ることが出来ました。
靴下を一緒に買いに行って子どもに選ばせる
自分で好きなキャラクターやデザインの靴下を選べば、子どもも履く意欲が湧いてきます。
ただし、まとめ買いはタブー。
これはイケる!!と確信してから追加購入しましょうね。
無駄になった時のガッカリ感を私は何度も味わっていますから!!
もし合わなくてやっぱり嫌だと言っても叱らないで!!
悪いのは子どもではありませんから。
「また他のを一緒に探してみよう!」と子どもに提案する形にしてあげれば
子どもの心も軽くなるはず。
段々と子どもが履ける靴下の特徴(履き口が分厚めとか、メッシュタイプが嫌いとか、丈の長さとか)が分かってくるので
お気に入りの靴下を探しやすくなってきますよ。
本当に靴下を履く必要があるのか?
そもそも子どもが泣いて嫌がるほどの靴下を無理に履かせる必要はあるのでしょうか?
寒いから、蒸れるから、砂が足に付くから、と言うのはこっち側の勝手な理由。
靴下を履かない本人がそれでも良いなら無理に履かせなくても良いかも知れません。
「学校や幼稚園に靴下が苦手なので、履かせていません。」
と伝えるだけで、親子の靴下ストレスから解放されるとしたら??
常識にとらわれず、何が子どもにとって一番良い方法か?を考えてみましょう。
五本指ソックス
わが子がシームレスソックスで靴下を克服した後にハマって、リピートしているのが5本指ソックスです。
履くのは少々面倒ですが、他の指と干渉せず意外にも指先の縫い目が気にならないようです。
子どもは男の子なのでシンプルなボーダーを選びましたが、可愛いデザインもたくさんあります。
まとめ
感覚過敏で靴下を嫌がる子どもにはシームレスソックスがおすすめ!!
好きなキャラクターの靴下を子供に選ばせたり、五本指ソックスに挑戦してみても良いけど
そもそも無理して靴下を履く必要がないのかも!?
一番は親子のストレスが軽減する方法を探すことです。
この記事が少しでも役に立ちますように・・・。