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敬老の日 2022
2022年の敬老の日は、9月19日(月・祝)です。あれ?敬老の日は9月15日じゃなかったっけ?と思われる方もいるかもしれませんね。
当初は9月15日が敬老の日として定められていましたが、平成15年(2003年)から、「9月の第3月曜日」に変更になり、年度によって日付が変わる祝日となりました。
これは、「ハッピーマンデー制度」と言い、土日に続く月曜日を祝日化することで、三連休を拡大し、国民の余暇活動の充実化を図る取り組みのためです。
「敬老の日」は、家族や身近な年長者を敬い、健康を願う日です。ここでは、敬老の日にふさわしいプレゼントやメッセージ内容、また、気をつけるべき注意点や避けるべき言葉について詳しく紹介します。是非、大切な人への感謝の気持ちを伝える際の参考にしてください。
敬老の日 プレゼント
敬老の日に感謝の気持ちを伝えるため、プレゼントを送る人も多いと思います。予算は3,000円〜5,000円、高くても1万円程度が多いようです。でも、まずは感謝を伝えたいという気持ちが一番。年代が違う人への贈り物は難しいですが、ここでは、たくさんのジャンルに着目したプレゼントについて調べてみました。あなたの大切な人にピッタリのものが見つかりますように!
まず、相手の趣味や好み、ライフスタイルに着目してみると見つけやすいですよね。食べることが好きな人、お酒が好きな人、花が好きな人など、もしその人の好みを知っていれば、プレゼンントも絞れてきます。それでは、具体的にみていきましょう!
- 和菓子→敬老の日のプレゼントに相応しい、高級感のある商品が豊富にあります。見た目だけでなく、味わいも上品なので、ふだん甘いものを食べない人にも喜ばれます。また、洋菓子に比べ、ヘルシーなものが多いので、高齢の方への贈り物にピッタリです。(おすすめの和菓子はこちら、その他和菓子一覧はこちら)
- 和食器→敬老の日に贈る実用的なプレゼントとして人気です。中でも、名前入りのアイテムは、特別感が増し、喜ばれること間違いなしです!名入れ箸、名入れ湯呑み、夫婦茶碗など、普段使っている度に思い出してくれると嬉しいですよね。また、写真を入れられるものもあります。(おすすめの名入れ和食器はこちら、写真入り食器はこちら、その他和食器一覧はこちら)
- グルメギフト→普段なかなか食べられない、ちょっと高級な食べ物は、老若男女問わず嬉しいですよね。鰻や干物セット、しゃぶしゃぶセットなども人気のようです。(おすすめのグルメギフトはこちら、その他のグルメギフト一覧はこちら)
- 日用雑貨→日常生活に欠かせないような実用的な日用品も、プレゼントとしてもらうのはとても嬉しいものです。こちらも名前やイニシャルを入れて特別感を出すのもいいですね!名入れ眼鏡ケースや扇子、ステッキや杖なども素敵なプレゼントになりますよ!(おすすめの日用雑貨はこちら、その他の名入れ日用雑貨一覧はこちら)
- 花→プレゼントの定番と言ってもいい花。敬老の日には、リンドウ・ユリ・バラ・ガーベラなどが定番のようです。今年が還暦や古希などの節目の年なら、コチョウランをプレゼントしてもいいですね。お手入れ不要のブリザードフラワーも人気です。(おすすめの花一覧はこちら)
敬老の日 メッセージ
プレゼントとは別に、メッセージで気持ちを伝えたい人もいるでしょう。敬老の日は、年長者を敬い、日頃の感謝を伝えるための行事です。メッセージには、「日頃の感謝」と「これからも元気で過ごして欲しい気持ち」を素直に込めましょう。
【両親に向けて】一番身近な存在で、なかな感謝を伝えるのは恥ずかしいかもしれませんが、敬う気持ちを丁寧な言葉に乗せて、あまり畏まらずに伝えてみましょう。
例:敬老の日、おめでとう。まだそんな年じゃないと迷ったけれど、折角の機会なので感謝の気持ちを伝えます。いつも困った時は相談に乗ってくれてありがとう。なかなか言葉では伝えられないけれど、本当に感謝しています。いつまでも健康で、まだまだ長生きしてください。
【義両親に向けて】実の両親よりも気遣いが必要です。「年を敬う」というよりは、「普段の感謝」を伝えることを意識して伝えてみるといいですね。
例:いつも私達を気にかけてくださって、ありがとうございます。折角の機会なので、日頃の感謝の気持ちを込めて、お手紙を●●を贈らせていただきます。これから寒くなりますので、お身体に気をつけて、お元気でいてください。
【孫から祖父母に向けて】孫からのメッセージは、それだけで喜ばれます。いつまでも元気でいて欲しい気持ち。今後一緒にやりたいことを具体的に書いてみると、楽しみにつながるメッセージになります。
例1:(一般的)おじいちゃん、おばあちゃん、いつも気にかけてくれてありがとう。普段はなかなか会えないけれど、いつもおじいちゃん、おばあちゃんのことを思っているよ。今度、みんなで旅行にでもいきましょう。どこがいいか、考えておいてね。これからもずっと元気でいてください。
例2:(子供の場合)じいじ、ばあば、だいすきだよ!いつもあそんでくれてありがとう。またいっしょに、ゆうえんちにいこうね!これからもいっぱいあそんでくれるのをたのしみにしてるよ。
【介護職員・特養施設職員から利用者に向けて】特養老人ホームやデイサービス、介護施設の職員から利用者の方へメッセージを贈る時には、一人ひとりに向けて、前向きな言葉を書くといいですね。その方の趣味・好きなことなどを具体的に書くと、より特別なメッセージになります。
例:いつも明るく元気な◯◯さん。◯◯さんの笑顔に私たちも日々癒されています。◯◯さんがいるだけで、施設全体が明るくなります。これからも大好きな歌をたくさん歌って、私たちにも聞かせてくださいね。
敬老をあまり強調せず、これまでの感謝と思いを、あなたらしく伝えるのが一番ですね。
敬老の日 何歳から NG
「敬老の日」と言うと、何歳からお祝いするのがいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。一般的には、還暦を過ぎてからお祝いすることが多いようですが、最近の60歳の方は若々しい人が多いため、「70歳、80歳から」という人も増えています。また、「孫ができたタイミングで」というパターンも多いようです。
気持ちを込めてプレゼントをしたつもりでも、「まだ私は年寄りじゃない」「年寄り扱いするな」と怒られたケースも耳にします。
そうならないためにも、敬老の日のお祝いするタイミングと伝え方には充分注意しましょう。
「敬老の日」という言葉にとらわれず、あくまで「人生の先輩に対する敬意と、これからの健康を祈る気持ち」を忘れず、普段なかなか言えない感謝の気持ちを伝えられる機会と捉えるのがいいのではないでしょうか。
また、メッセージを贈る際の最低限のマナーもあります。ここでは、メッセージを書く前に知っておきたい豆知識を紹介します。
高齢者の中には、年寄り扱いされるのが嫌な人もいるため、「敬老の日」や「長生きして」というような年齢を感じさせる言葉は注意が必要です。また、特養や介護施設にいる人へは、相手の健康状態に配慮したメッセージを贈ることが大切です。「元気でいてください」と安易に書くことで、「元気じゃないからここにいるのに」と不快な思いをされたケースもあるようです。
更に、「忌み言葉」は使わないようにしましょう。忌み言葉は、不幸を連想させてしまう、縁起の良くない言葉です。結婚式やお見舞いの際にも、避けるべき数字や贈り物がありますよね。高齢者の中には、特に忌み言葉を気にする方も多いため、十分に注意しましょう。
【忌み言葉の例】
- 病気
- 死(四)
- 苦(九)
- 衰える
- 朽ちる
- 枯れる など
いかがでしたか?「敬老の日」と聞くと、孫から祖父母に向けて長寿を願うイメージが強いですが、「長年社会に貢献されてきた人生の先輩」へ、「普段なかなか言えない尊敬の気持ちや感謝の気持ち」と「これからの健康を願う気持ち」を伝える日と考えると、幅も広がり、より気持ちが伝えやすいのではないでしょうか。敬老の日を、ぜひ、大切な方へ、自分の気持ちを素直に伝える、素敵な一日にしてみてくださいね。